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- 貯金との違い
- 積立投資のメリット・デメリット
- 積立投資の選び方
初心者でも始めやすいのが積立投資の魅力です。
そんな積立投資のいいところと悪いところ。

定番のつみたてNISAやiDeCoはもちろん、それ以外のおすすめ金融商品を徹底比較します。
この記事を読めば、あなたに合った積立投資がみつかります!
【それぞれ投資の成績】
積立投資の種類 | 具体的な結果 |
---|---|
NISA&iDeCo (S&P500) | 過去10年の平均利回り10% |
積立FX | 自動売買で平均月5万円 |
投資信託でも全米株式のS&P500で利回り10%、全世界株式のオール・カントリー(オルカン)でも利回り8%。
【月5万を30年積立てた場合】
期間 | 貯金 | 利回り8%投資 |
---|---|---|
10年 | 600万 | 914万 |
20年 | 1200万 | 2945万 |
30年 | 1800万 | 7451万 |
一番低いオルカンの利回り8%に合わせても、貯金とは10年で300万、30年で5000万も差が生まれます。
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【NISAとiDeCo以外も】積立投資おすすめ比較

積立投資といえばNISAとiDeCoが有名ですが、それ以外にもいくつかあります。
今回はその中から、株よりお手軽で仮想通貨より価格が安定している積立FXをピックアップ。
NISAとiDeCoが守りなら、積立FXは攻めの投資です。
積立投資のメリット
投資の中でも初心者でも始めやすいのが積立投資の魅力です。
ここではそんな積立投資の魅力を3つまとめました。
初心者でも成功させやすいリスク分散

投資の基本は安く買って高く売ること。
これが難しいのですが、積立投資では買うタイミングを分散させることで利益が小さくなりますが、失敗のリスクも減らします。
積立投資は選ぶ商品さえ間違わなければ、初心者でも成功させやすいやり方です。
自動化の購入で貯金が苦手な人も安心

積立投資は一度設定すれば、決まった時期に決まった金額を自動で積み立ててくれます。
これによって買い忘れもなく、淡々と資産を築けます。
給料日のすぐ後に設定しておけば、お金を使いすぎて購入できなかったなどのトラブルも自動で防げます。
知識よりも入金力で勝負が決まる

自分でトレードするなら、日々の投資の勉強は欠かせまん。
買いと売りのタイミング、どの銘柄を選べばいいか選択肢が無数にあるかです。
しかし積立投資なら、最初の銘柄選び以外はあとは淡々とつみたてていくだけ。
知識よりも入金力の方が重要です。
積立投資のデメリット
初心者にもおすすめの積立投資ですが、3つの弱点があります。
利益が増えるまで時間がかかる

積立投資はリスクを分散している分、リターンも分散しているので資産が増えるのに時間がかかります。
定番のつみたてNISAなら20年・30年かけて資産を増やします。
FXの攻めの積立投資でも、数年単位で増やしていくのが基本です。
選んだ商品によっては逆に損する

積立投資を淡々と行えば、どんな商品でも儲かるわけではありません。
積立投資で儲かるのは長期間でみると、価値が上がり続ける金融商品だけ。
逆に下がる金融商品で積立てると、時間をかけた上に損までしてしまいます。
手数料がかかる

積立投資は自動で行ってくれる分、手動で行うよりも手数料がかかります。
金融商品によってはこの手数料は致命的に高いものもあります。
NISAやiDeCoでは問題ありませんが、株・FX・仮想通貨では自分で積立を行うのも一つの手です。
積立投資の選び方

積立投資は大きく分けて、攻めと守りがあります。
リスクを抑えて小さく資産を増やす守りの投資と、リスクを取って大きな利益を狙う攻めの投資。
資産が少ない内は攻めを多めに、資産が増えたら守り重視がおすすめです。
- 守りの投資⇒NISA&iDeCo
- 攻めの投資⇒積立FX
つみたての王道【NISA&iDeCo】

守りの積立投資の定番といえば、つみたてNISAとiDeCoです。
どちらも老後資金を作るために国が用意した制度。
守りの投資は他にもたくさんありますが、税金が有利なNISAとiDeCo以外はやる必要はありません。
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税金がお得な堅実投資

株・FX・仮想通貨などの他の投資と違い、NISAとiDeCoは運用益が非課税です。
他の投資は儲けた金額に税金がかかりますが、これが0円のためより手元に残るお金が増える。
大きく稼ぐほど他の投資と差が広がるので、守りの投資はNISAとiDeCo以外は必要ありません。
NISAとiDeCoの違い
似ているようでちょっと違う、NISAとiDeCoの違いは以下の通り。
新NISA | iDeCo | |
---|---|---|
最大利用可能額 | 1800万円 | 上限なし |
年間投資上限額 | 360万円 | 14万4,000円~81万6,000円 会社員・自営・主婦で変わる |
税制メリット | 運用益が非課税 | 運用益が非課税 掛金が全額控除 受取時も控除 |
引き出し制限 | なし | 原則60歳から |
大きな違いはNISAがいつでも引き出せるのに対し、iDeCoは60歳以上の完全な老後資金となっている点です。
20年・30年積立てて複利を加速させる

リスクが小さい守りの投資の代表格だけあって、NISAもiDeCoも最初の10年ぐらいは貯金と大きな差がありません。
1~2年の短いスパンで見たら、むしろマイナスになる場合もあるでしょう。
しかし、利益を再投資に回す複利の力が効いて、20年・30年では数百万~数千万の差を生むのがNISAとiDeCoの魅力です。
>>【10秒でわかる】つみたてNISA&iDeCoの始め方へ
【積立FX】外貨預金より期待できる

攻めの投資の中でボクが一番おすすめしたいのは積立FXです。
外貨の売買で稼ぐFXですが、保有するだけでもらえるスワップポイント(金利差収入)もあります。
FXは手数料が圧倒的に安いため、外貨預金の金利よりスワップの方が有利。
この二つを利用して、高金利通貨のメキシコペソで以下のように稼いでいます。
【38万からFIRE目指す月間収支】
月 | 月利益 | 累計利益 | 総資産 |
---|---|---|---|
2023年3月 | +16,769円 | +16,769円 | 410,029円 |
2023年4月 | +67,740円 | +84,509円 | 450,100円 |
2023年5月 | +126,354円 | +211,043円 | 551,824円 |
2023年6月 | +114,770円 | +328,153円 | 682,354円 |
2023年7月 | +121,300円 | +448,673円 | 720,714円 |
2023年8月 | +63,460円 | +512,133円 | 765,634円 |
2023年9月 | +31,030円 | +543,163円 | 791,084円 |
詳しい稼ぎ方はこの記事と、個別ページでも解説しています。
スワップ+自動売買の収益
高金利通貨のリターンが大きい

高金利通貨は10万円の運用を1年続けると、約26万円のスワップ利益(合計36万)が狙えることもあります。
利回り10%でも高いNISAやiDeCoでは1年で11万円と、3倍以上が生まれる計算。
減るリスクはありますが、短期間で稼ぐには攻めの投資の魅力がわかると思います。
株式と違って外貨は上がり続けない

積立FXの最大の弱点は、株価と違って為替相場は上がり続けないことです。
調子のいい企業のみに入れ替えるS&P500などを運用しておけば、NISAとiDeCoは長期期間で上昇します。
FXはドル/円・ユーロ/円など通貨ペアになっているので、一方が上がり続けることはありません。
上がったり下がったりを繰り返す為替相場では、売買のタイミングによってスワップ以上に損失が発生する場合もあります。
自動売買を加えて利益アップ

積立FXは手動よりも手数料がかかりますが、どうせ手数料を払うなら積立FXよりも自動売買の方がおすすめです。
自動売買ならスワップに加えて、売買利益も積極的に狙うから。
高金利通貨は値動きも小さいので、日頃はスワップで稼ぎつつチャンスがあれば為替利益を狙った自動売買も行えます。
よくある質問
- NISAとiDeCoならどっちがおすすめ?
- NISAです。理由はいつでも引き出せるからです。
⇒NISAとiDeCoの詳しい比較へ
- 攻めの投資で積立FXが一番おすすめな理由は?
- 株よりお手軽に投資ができて、仮想通貨より価格が安定しているからです。
⇒積立投資の詳しい比較を見る
- 積立FXは手動でつみたて方がいい理由は?
- 手数料がかかることに加え、相場が上下するFXは買うタイミングが大事だから。面倒なら自動売買を利用するのが効果的です。
⇒積立FXの詳しいやり方へ
【NISAとiDeCo以外も】積立投資おすすめ比較まとめ
積立投資は購入が自動化できる・リスク分散ができる・知識より入金力で勝負が決まるのが初心者におすすめのポイントです。
リターンも減りますが、堅実に資産を増やしていけます。
定番はつみたてNISAとiDeCoの守りの投資ですが、積極的にリターンを狙いたいなら積立FXがおすすめ。
自動売買を活用すれば、短期間でより大きなリターンも狙えます。
- 自動で購入が行える
- 買うタイミングがズレるのでリスク分散できる
- 投資の知識がなくても入金力で稼げる
- NISAとiDeCoが守りの積立投資
- FXは攻めの積立投資