知らずに大損390万【FX裁量VS自動売買】おすすめ決定戦

FX初心者の9割は一年以内に退場してしまう…そして、その一番の理由は大損してしまったときです。

ここでは僕の実体験も含めて、裁量トレード＆自動売買の大損するパターンを紹介。

その危険性とリスク、さらにその対策法、そして裁量と自動売買どちらがおすすめかも比較していきます。

あなたにとっての最適なトレード方法が見つかります。

勝率9割の裁量トレードの収支成績

GMOクリック証券で短期売買で運用中です。

勝率99.62%の自動売買の収支成績

現在イチバン成績がいいのは外為オンライン『iサイクル2取引』です。

【実体験】裁量トレードで350万大損したFXの危険なやり方

2008年に初めてFXをやったときは裁量トレードから始めました。

このときにやっていたことは、難しい分析などはせずにただトレンドに乗って注文を入れていく、ただこれだけ！

普通ならこんなギャンブルみたいなトレードはすぐに負けるのですが、ビギナーズラックで連勝、調子に乗ってレバレッジ100倍（当時は可能でした）で勝負。

1週間で300万勝って歓喜した後、次の1週間で350万負けて地獄を味わいました。

＞＞FXで人生終わった人の体験談を見る

【実体験】自動売買で40万大損した危険なやり方

自動売買に初めて挑戦したのは裁量トレードの大敗のキズを癒してからの2010年代に入って。

自動売買でもいきなり絶好調！

裁量トレードみたいに一発でドカン！と大勝ちはできませんでしたが、コツコツ利益を積み重ねてくれます。

ずっと調子が良かったので放置してたら、トレンドの急変で逆張り注文入れまくり！？

気付いたときには自動売買でも40万の大損を喰らっていました。

裁量＆自動売買の詳しい失敗談については、以下の記事でまとめています。

裁量向き？自動売買向き？見極めるための3つのポイント

以上の分析から大損を減らせるのは自動売買、一発ドカンと稼げるのは裁量トレード。

どっちを選ぶかはあなたのやりたい投資と性格＆ライフタイルで決めましょう。

裁量向き、自動売買向きそれぞれに向いた性格＆ライフスタイルは以下の通りです。

裁量トレードがおすすめな人

プロや有名トレーダーとも同じ市場で戦わないといけないFXは、他の投資と比べて競争率が激しいです。

特に人気のスキャルピングやデイトレードといった短期売買では。

そんな中で生き残るには売買や分析に圧倒的に時間が使えるのを基本としつつ、自分の勝ちパターンを作ってそれを実行できる冷静さとメンタルも必要となります。

裁量で勝ち続けるにはこの二つが揃っていないと難しいです。

自動売買がおすすめな人

まず負けてすぐ心が乱れる人や仕事や家事で時間がない人は裁量トレードに向いていません。

FXで勝負するなら自動売買の方がまだ可能性があります。

設定が命の自動売買ではここに試行錯誤できるオタク気質な人が強く、コツコツ小さな利益を積み重ねていくので、一発逆転を狙う性格の人にも向いていません。

裁量が一発狙いのホームランバッターなら、自動売買はヒットを打ちまくる勝率の高さで勝負するスタイルです。

第3の道【手動トラリピ（半自動売買）】の選択肢もある

裁量トレードの取引コストで自動売買が行える手動トラリピ（リピート注文）という手もあります。

どこの FX会社でも使えるイフダン注文を連続して使うだけ。

自動売買よりも手間がかかりますが、FX会社を選ばず行える手法です。

＞＞裁量のコストで自動売買が行える手動トラリピの詳細へ

裁量トレードで負けるパターン

自分の経験はもちろん、他のトレーダーの負け方を分析した結果、4つのパターンが浮かび上がりました。

高レバレッジで勝負する

僕もやっちゃった、高レバレッジで大ダメージを負ってしまうパターンです。

特に運用資金が少ないときは勝っても少額のため、トレードの調子がいいとついその魔力に惹かれてしまいます。

2008年当時はレバレッジ100倍は普通でしたし、令和の今でも25倍までかけることができる。

勝てば一気に増えると、リスクを忘れて、

のリターンだけ考えて使ってしまったら、それはもう投資ではなくギャンブルです。

＞＞FXの勝ち方たったこれだけを見る

損切りを入れない

高レバレッジの次に大負けするパターンで多いのが、損切りを入れずにトレードしてしまうことです。

株と違って通貨は基本0円になることはありませんが、それでも予想とは逆に大きく動くと損失はどんどん膨らんいきます。

こちらも資金が少ないと強制ロスカットの危険性もある。

損切りなしでFXを行うのは、命綱なしで綱渡りを行うようなものです。

＞＞FX1万円チャレンジブログで100万を目指すへ

損したくない感情に負ける

損切りしなきゃいけないと分かっているのに、損したくない気持ちに負けて損切りをせずに大負けするトレーダーも多いです。

予想とは逆に相場が動いたのに、損したくなくて損切り設定を解除してしまう

と期待して塩漬けにしてしまう…。

戻ってくればいいですが、戻ってこなければ、やはり資金が少なければ強制ロスカットされてしまう。

そして、塩漬けの最大のリスクは、その間は動かせる資金が少ないままトレードをしないといけないことです。

＞＞【1日1000円】FXでちまちま稼ぐ方法へ

他のトレーダーの予想を妄信する

Twitterやインスタを始めてみて気付いたこと…

SNSには相場を予想してフォロワーに教えているトレーダーが多く、それに初心者はもちろん、なかには中級トレーダーも信じてその通りにトレードしている。

テキストはもちろん画像でもイジれるので、この人たちが本当に稼いでいるか分からないのはもちろん、仮に稼いでいたとしてもこのやり方では自分の投資家としての実力は一切上がりません。

予想が当たっているときはいいですが、外れたときは一緒に負けるだけです。

＞＞FXは損切りするから負けるのか？へ

安全と思って積立FXをやってしまう

裁量トレードとは違いますが、なかには

と考えて積立FXを始めてしまう人もいます。

長い期間でみれば常に上昇しているインデックスファンドと違い、上がったり下がったりを繰り返す為替市場では、タイミングが悪ければ大損をしてしまうリスクもあります。

FXで積立投資をするのなら自動売買＋分散投資が必須です。

無計画でスワップポイントの不労所得を狙う

FX初心者あるあるですが、スワップポイント＝手堅く不労所得が手に入ると思って狙う人が多いです。

が、その多くは計算通りにいかずに損をすることになります。

その理由は南アフリカランド・トルコリラ・メキシコペソなどの高金利通貨は政情が不安定でよく暴落するから。

さらに長期間で見ると円にたいしてゆるやかに下落しているという為替リスクもあるからです。

裁量トレードで大損の危険性を減らす方法

負けるパターンを分析すると、そのリスクを減らす対処法も見えてきます。

ギャンブル的な勝負をしない

僕もやってしまったギャンブル的な勝負は、トレーダーとして長く生き残りたいなら絶対にNGです。

ギャンブルになった時点で、勝つか負けるかは常に50％

逆に分析ができるようになって勝負すれば、100％とまではいなくても勝率70％～90％を出しているトレーダーはいます。

最初はここまでの数字は出せなくても、分析・検証・勉強・実践を繰り返せば、勝率は少しずつアップしてきます。

レバレッジはかけない

トレーダーによってはレバレッジは最大で5倍、または10倍までOKという人もいますが、僕はレバレッジは基本的にはかけません。

自分で大失敗したという経験を踏まえて、レバレッジをかけたトレードは身の丈に合っていないと思ったから。

より大きなトレードを行いたいならより多くの資金を用意するべきで、それができないなら現時点ではそこまでの勝負をするべきではない。

今の自分の器より大きな資金を手に入れようとした時点で、それはもはやギャンブルです。

損切りは先に必ず入れて途中で変更しない

損切りを入れないということは、自分の分析や予想に自信がないと言っているのと同じです。

なぜなら、予想通りなら損切りが発動することはなく、あくまでリスクヘッジとしての役割でしかありませんから。

予想の的中率を上げるには痛みを伴う実戦を繰り返すのみ。

実戦を数多く繰り返すためにも、損切りは必ず入れる＆一度入れたら動かすのはNGです。

常に資金に余裕をもたせる

勝率を増やしたければ、資金を増やすのが一番簡単な方法です。

上の表は外為オンライン自動売買のデータになりますが、資金1万未満では勝率30.29％ですが資金100万以上だと勝率90.75％に跳ね上がります。

他のFX会社が発表しているデータも含めて、資金は多ければ多いほど勝率は上がる。

勝っている個人トレーダーでも、資金50万円以上を推奨する人が圧倒的に多くなっています。

＞＞少額10万円で自動売買＆1万円で裁量で勝つ方法を見る

自分の勝ちパターンを作る

初心者の7割が退場し、5年間稼ぎ続けられるのも1%と厳しい世界ですが、勝ち続けている裁量トレーダーは自分の勝ちパターンを持っています。

そして、この勝ちパターンを持っている裁量トレーダーは圧倒的に強く、ギャンブルに勝った強運の人を除けば、億り人になった人はすべてこのパターンと言っても過言ではないでしょう。

勝ちパターンを持つことで勝率を上げるだけでなく、そのパターンにハマらない相場のときはポジションを取らない損失も減らすことができるのです。

＞＞FXで勝てるようになった瞬間10選を見る

爆発力があるが大きなリスクもあり

以上の分析を踏まえた上での裁量トレードの特徴まとめ。

スキャルピングやデイトレードの短期売買を行う人がほとんど

中期で大きく売買利益を狙うスイングトレードやスワップポイント狙いの長期運用もありますが、裁量トレーダーの多くがスキャルかデイトレを行っています。

また、裁量トレードは自動売買と比べると人気も高い。

つまり、FXトレーダーの過半数がスキャルかデイトレを行っていて、退場する9割の初心者もスキャルかデイトレで負けたことになります。

裁量でスキャルピングやデイトレードを行うということは、FXの一番の激戦区で戦うということでもあります。

＞＞FXスキャルピングしか勝てない【でも億り人も】を見る

最短で億り人も狙える

とはいえ、裁量で短期売買を繰り返す手法は、スイング・スワップ・自動売買の他の手法に比べて爆発力があるのも確かです。

億り人になったと報告するトレーダーは有名・無名を合わせるかなりいますが、ほとんどが短期売買をメインとしているトレーダーとなっています。

激戦区ということはそれだけチャンスも多いということ。

あえてそこに飛び込むことで、負けも増えますがあきらめなければ経験値も一気に稼ぐことができます。

＞＞【実績あり】FX10万円から1億円を稼ぐ方法へ

基本を徹底できるトレーダーは長く稼ぎ続けている

初心者は9割退場、5年間勝ち続けられるのが1%の厳しい裁量トレーダーの世界ですが、逆に生き残っている人の勝ち方もすごい。

億り人はもちろん、数千万単位の利益を報告している人はだいたいが裁量トレーダーですから。

激しい競争を生き抜いている裁量トレーダーは基本を守り、自らの勝ちパターンを持ち、勝率を高め、攻めはもちろん守りにも強い。

稼ぎは大きく損失は小さく、この基本を徹底的に守っているトレーダーが勝てる世界です。

裁量トレードで勝つためにおすすめのFX会社ベスト3

FX会社	スプレッド	スワップ	取引ツール	取引単位
GMO クリック証券				1000通貨
GMO外貨				1000通貨
外為どっとコム				1000通貨
松井証券				1通貨
SBI FX トレード				1通貨
マネー パートナーズ				100通貨
ヒロセ通商				1000通貨
JFX				1000通貨
DMM FX				1万通貨

スプレッド・スワップ・取引ツールの総合力でおすすめのFX会社です。

この3社は短期売買・スワップ狙いの中長期投資どちらにも対応できます。

100万人が選んだ『GMOクリック証券』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.5銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		20種類

日本を飛び越えてFX取引高は世界1位を獲得したこともあり。

それも伊達じゃないスプレッド・スワップ・取引ツールどれでもトップクラスです。

2023年スワップ1位『GMO外貨』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.8銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		30種類

ミンカブのFX会社比較ランキングでスワップ部門1位を獲得。

高金利通貨はもちろん、ドル・ユーロ・豪ドルなどすべてのスワップポイントが高いです。

さらにスプレッドと取引ツールのレベルも高く、隙のないFX業者となっています。

4冠達成『外為どっとコム』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		30種類

みんかぶ調べ2023年FX会社比較部門別ランキングで、「総合」「取引ツール」「配信情報」「取引ルール」の4部門で1位。

かっては1位を独走していましたが、クリック証券やDMMの登場で勢いが落ちました。

が、弱点だったスプレッドとスワップを強化したことで大復活した王者です。

【デイトレ＆スキャル】短期売買におすすめのFX会社

スキャルピング・デイトレードの短期売買のみで勝負するなら、スプレッド・取引ツール・約定力の3つのみでOKです。

世界1位の実力『GMOクリック証券』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.5銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		20種類

FX取引高 世界1位を獲得した実力は本物です。

スプレッドは狭く高スワップと、短期売買だけでなくスイングトレードや長期運用も強い。

取引ツールは2000年代から高評価と、スキャル・デイトレを行う最高の環境が整っています。

スプレッド0銭『マネーパートナーズ』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0～0.2銭	0～0.4銭	0～0.7銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		21種類

5000～1万通貨までと条件付きですが0銭＆条件を超えても最狭水準のスプレッドです。

操作性の良さに加えて、未来の値動きを予想する『かんたんトレナビ』も用意されている取引ツールも良好。

少額100通貨から取引可能と、スキャルやデイトレのデモトレードじゃない練習用としてもおすすめです。

1通貨から取引可能『SBI FXトレード』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.18銭	0.48銭	0.88銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		34種類

条件付きを除けば、常にスプレッドの狭さ1,2を争うのがSBI FXトレードです。

プロ監修の取引ツールは操作性重視と、まさに短期売買のために作られたもの。

1通貨から取引可能と、初心者が最初に始める口座としてもおすすめです。

ポンドが狭い『セントラル短資FX』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.6銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		21種類

前は高スワップと自動売買をウリにしていましたが、現在は短期売買に力を入れています。

スプレッドをどんどん狭くし、特にスキャルやデイトレで人気のポンドが狭い。

取引ツールもスピードにこだわり、短期売買に強いFX業者になりました。

スワップ狙いの中長期投資におすすめのFX会社

中長期投資ならスワップポイントの高さのみでOK。

分析ツールも優秀だとさらにいいですが、面倒ですが分析ツールは他で使う方法もあります。

2024年スワップ1位『GMOクリック証券』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.5銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		20種類

スワップ・スプレッド・取引ツールのレベルが高いGMOクリック証券はここでもランクイン。

スワップの総合力ではGMO外貨に負けるのでこの順位ですが、短期売買も同時にまとめて行いたいなら総合力1位です。

3年連続スワップ1位『LIGHT FX』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		46種類 ※LIGHTペアを含む

みんかぶFX年間ランキングスワップ部門で、2019～2022年の3年連続1位を達成。

2023はGMO外貨に負けましたが、300万通貨までの制限付きスワップを強化したLIGHTペアが登場したことで、再び頭一つ抜けた強さを発揮しています。

マイナー高金利通貨を狙ったスワップ運用も行えるのも魅力です。

2023スワップポイント1位『GMO外貨』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.8銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		30種類

みんかぶFX会社比較ランキングで2023スワップ部門1位。

メキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラを中心に、全通貨のスワップポイントが最高レベルです。

100円自動売買＋高金利『松井証券』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.5銭	0.6銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		20種類

高スワップに加えて100円から自動売買が行えるのが松井証券です。

特にメキシコペソ・南アフリカランド・トルコリラの高金利通貨が強い。

1通単位でトレード可能なので、より細かく資産を積み立てることができます。

スワップのレベルも高い『外為どっとコム』

スプレッド （ドル/円）	ユーロ/円	ポンド/円
0.2銭	0.4銭	0.9銭
取引ツール	スワップ	通貨ペア
		30種類

みんかぶ調べ2023年FX会社比較部門別ランキングで、「総合」「取引ツール」「配信情報」「取引ルール」の4部門で1位。

ざんねんながらスワップは入ってませんが、それでも上位に負けない高レベルです。

総合力で選ぶなら、外為どっとコムも十分候補に入ってきます。

FX自動売買で大損になるパターン

自動売買は実体験＋他の人の負けを分析した結果、6つの大損パターンが浮かびあがりました。

＞＞FX自動売買とは？初心者向け情報まとめを見る

資金に余裕がない

裁量以上に自動売買は資金に余裕がないと大損する確率が上がります。

その理由は、手動で設定を行うときは別として、自動売買の主流となっている簡単設定では次々と売買を発注して、手数の多さでコツコツ稼ぐのが基本だからです。

証拠金が少ないとロスカットが起こり、勝てていたトレードも負けてしまうこともあります。

＞＞知らなきゃヤバいFX自動売買で大損する原因へ

高レバレッジになってしまっている

自動売買の場合はレバレッジの指定はできず、資金によって調整されます。

そのため、資金が少ないといつのまにかレバレッジが上がっていて、気付いたときにはロスカットされてしまうことも。

上でも触れた通り、自動売買は手数の多さで勝負するスタイル。

裁量トレード以上に余裕を持って、最低でも20万円、余裕を持って自動売買するなら50万円以上は欲しいところです。

分からないからと適当に設定する

自動売買は裁量トレード以上に設定が難しい。

特に初心者にはここのハードルが高くなっており、よく分からないからと適当に設定を行ってしまう人も多いです。

手動で行う自動売買はもちろん、簡単設定が行える自動売買でも、どんな設定が行われているか理解してから取引するようにしましょう。

分からないときはデモ口座で練習してからです。

トレンドの変化に対応できない

裁量トレードとは違う自動売買の最大の弱点は急なトレンド変化に弱いことです。

例えば買い注文の自動売買を使っていて、急に売りトレンドになったとしてもそのまま買いを続けてしまう自動売買が多くなっています。

なかにはトレンドの変化に対応しているタイプもありますが、それでも裁量ほどはすぐに対応できません。

その間は不利な注文を入れ続けて、気付いたときには含み損を抱えたポジションばかりになってしまうことも…。

＞＞知らなきゃヤバいFX自動売買で大損するパターンを見る

損切り設定なし

自動売買は裁量トレード以上に損切りを気を付けないといけません。

なぜなら、裁量よりもポジションを取る数が多いからです。

その状態で仮にトレンドの急変で逆張りばかりの注文を入れてしまったら…。

損切りを入れていないと、一気に強制ロスカットの危険性もあります。

詐欺ソフトを買ってしまった

裁量が他のトレーダーを妄信して失敗するのに対し、自動売買では有料ソフトを買って失敗するトレーダーが多い。

などで騙されてはいけません。

法人で同じことをすれば重いペナルティを受けますが、個人なら数字や画像をイジっても簡単には詐欺として捕まらないからです。

FX会社が作った自動売買ソフトと個人で作ったものでは開発費も人材もまるで違います。

負ける危険性を減らす方法

大損するパターンを分析し、それを防ぐ対策法をまとめました。

自動売買だからと放置しない

僕もやってしまった自動売買だからと放置していると大負けしてしまう。

トレンドを判別する・AIが投資するなど、令和の時代に入って高機能な自動売買は増えましたが、それでもまだまだ裁量トレードのように臨機応変には対応できません。

放っている間に大損をしないためにも、1日1回はチェックしましょう。

設定は常に調整する

放置せずに1日1回チェックするだけでもダメです。

FX市場は刻々と変化しています。

最初に理想的と思って決めた設定も、市場の変化でそうでなくなることは珍しくありません。

利益を拡大するためにも、市場の状況に合わせて微調整は常に行っていきましょう。

＞＞FX自動売買の勝ち方たったこれだけを見る

損切り設定を必ず確認する

自動売買初心者あるあるとして、気付かずに損切りを入れ忘れることが多くなっています。

自動売買には基本的な設定をやってくれる簡単設定というものがあり、初心者を中心にこの簡単設定を利用しているトレーダーが多くなっています。

が、この簡単設定に損切りが入ってないことが多い。

確認せずに簡単設定を使ったら、損切りなして自動売買をやってしまっていた…これでロスカットされてしまうこともあります。

中長期のトレンド分析は行う

自動売買でも全体の流れを見る分析は必要です。

なぜなら、自動売買は逆張りではなく、順張りで数多くのポジションを取って利益を稼いでいくシステムだから。

裁量以上にトレンドの流れに乗ることが重要になってきます。

勝利をつかむためにチャートに張り付いて、テクニカル分析をバンバン行う裁量のスキャルピングやデイトレードほどではないにしろ、自動売買でもトレンドの傾向をつかむ分析は必要です。

勝率アップは資金で決まる

自動売買は裁量トレード以上に資金の多さが勝率を左右します。

それは上の外為オンラインの自動売買『iサイクル取引』の資金別の勝率を見れば一目で分かる。

一番低い1万円未満が30.29％に対し、一番高い100万円以上が90.75%の約3倍の差がありますから。

裁量よりもたくさんのポジションを取る自動売買では、資金の少なさはロスカットのされやすさとチャンスを逃すことに直結します。

投資信託のように分散投資を行う

自動売買では裁量ではできない投資信託のような分散投資も行うことができます。

複数の通貨ペアで複数のポジションを取ることでリスクを分散させていく。

自動売買だからこそできる戦略です。

これによって大きく稼ぐことはできませんが、投資信託のようにリスクを減らしてコツコツ利益を積み上げることができます。

大勝ちより大損を防ぐ手法

大損パターンと対策から見えてくる自動売買の特徴まとめ。

コツコツと利益を増やしていく

裁量トレードが少ないポジションで一発ガツン！とした大勝ちも狙えるのに対し、自動売買は手数の多さでリスクを抑えてコツコツと利益を増やしていくタイプです。

裁量がライフルなら自動売買は散弾銃。

また、スキャルピングやデイトレードと違い、中長期で徐々に利益を確定させていくので最初は含み損（決済されていない損失）を抱えやすいというデメリットもあります。

＞＞自動売買で月10万円の不労所得を狙う戦略を見る

自動売買の種類によって成績は大きく変わる

自動売買は大きく分けて以下の3種類があります。

プログラミング技術が必要なMT4が使いこなせないと作れない開発型はハードルが高くすぎるので外すとして、

リピート型は一定幅を繰り返すレンジ相場に強く、急なトレンドの変化に弱い。

ただし、外為オンライン『iサイクル取引』のようなトレンドの方向を読むタイプも出ててき、公式サイトが発表している勝率で高い数字を出しているのもこのタイプです。

選択型は選ぶだけでプロの手法がマネできるミラートレードから、AIが判断して売買してくれるものまで。

選ぶロジック（自動売買の戦略）によってまったく違うトレードを行いますが、全体的にリピート型よりもトレンドがハッキリしている相場の方が強さを発揮するタイプが多くなっています。

勝ちトレーダーがもっとも多いのは分散投資

億り人の鈴さんなど、自動売買の勝ちトレーダーがもっとも多いのは分散投資スタイルです。

分散する分、利益は小さくなりますが、リスクも小さくなるのがその一番の理由。

積立NISAも始まったように、個人投資家がもっとも手堅く資産運用できるのが投資信託です。

その投資信託でも採用されている分散投資はFXにおいても力を発揮してくれます。

＞＞FXで勝てるようになった瞬間10選を見る

自動売買で勝つためにおすすめのFX会社ベスト3

自動売買の勝率が高く、初心者でも使いやすいFX会社です。

勝率99.62％『外為オンライン iサイクル2取引』

公式が発表している勝率＆利益実績では常に90％超えを連発する圧倒的なNo.1です。

他の自動売買との大きな違いはトレンドを自動追従する機能が付いていること。

これがこの驚異的な勝率を実現させていると言っても過言ではないでしょう。

スワップ＋自動売買『アイネット証券 ループイフダン』

全体的にスワップが低い自動売買FX会社の中で、業界最高水準なのがアイネット証券です。

メキシコペソや南アフリカランドで運用すれば、為替差益とスワップポイントの両方が狙える自動売買が行えます。

スワップのみよりも、総合的な利益を狙っていけます。

収益率200％超え『FXブロードネット トラッキングトレード』

自動売買システムは勝率99.62%を誇る外為オンライン『iサイクル2取引』と同じものです。

最大の違いは公式が独自企画で設定を公開していて、それをワンタッチでマネできるところ。

1位は収益率200％超えと、実際に僕が試しても絶好調でした。

【レンジに強い】リピート型自動売買おすすめFX会社

設定した範囲の売買を繰り返すリピート型は、FX市場で7割は発生する上がったり下がったりするレンジ相場に強い。

公式が発表している勝率でも口座開設数の人気でも独走中の自動売買です。

＞＞二冠達成リピート系FX自動売買の詳細へ

外為オンライン『iサイクル2取引』

公式データでは常に勝率9割超え、最高勝率99.62％のトンデモない数字を叩き出したのが外為オンラインのiサイクル2取引です。

安定度が高いリピート型自動売買の中でも別格。

一度は試して損はありません。

アイネット証券『ループイフダン』

難しい操作や設定をしたくない自動売買初心者におすすめです。

ループイフダンは設定も簡単で、一度終わればあとは放置するだけ。

スワップポイントが高いので、高金利通貨を保有して徐々に増やす戦略にもピッタリです。

FXブロードネット『トラッキングトレード』

外為オンラインのiサイクル2のシステムを借りているのがトラッキングトレードです。

借りているためか一部機能は使いませんが、コストが安く独自企画から発生した簡単設定があります。

コスト重視ならこちらを利用するのもアリです。

【トレンドに強い】選択型自動売買おすすめFX会社

用意されたストラテジー（自動売買プログラム）を選ぶだけ簡単にシストレが行えるのが選択型。

トレンドに強く爆発力がある一方で、逆を突かれると大負けするリスクもあります。

＞＞トレンドに強い選択型自動売買の詳細へ

インヴァスト証券『マイメイト』

プログラムが打ち込まれた今までの選択型自動売買と違い、マイメイトではAIがトレードします。

今までの選択型は得意な相場から外れると負けてしまっていましたが、マイメイトでは AI が進化するので対応する可能性も。

より臨機応変さが上がっています。

みんなのFX『みんなのシストレ』

みんなのシストレは今ではほとんどサービス終了してしまった、元祖選択型自動売買ミラートレードが使えるのが大きな特徴です。

それに加えて、為替ニュースを読んで行うAI自動売買もあり。

二つの貴重な自動売買が行える口座です。

【自作OK】MT4＆MT5自動売買おすすめFX会社

MT4やMT5は分析ツールとしても優秀な上、自動売買が行える＆自作も行えるという世界的に人気な高性能ソフト。

ちなみに、自作については上で紹介した『トライオートFX』でも可能です。

＞＞MT4を含む自作できる開発型自動売買の詳細へ

FXTF（ゴールデンウェイ・ジャパン）『MT4』

FXTFはMT 4や自動売買系の中ではもちろん、全FX会社の中でもトップクラスに狭いスプレッドが魅力です。

自動売買手数料がかかってしまいますが、それを合わせてもMT4でも自動売買の中でも一番安いコストとなっています。

楽天MT4

説明不要の楽天ブランドに加えて、大手ネット証券で唯一 MT4が使えるFX会社です。

また、MT4が使えるところは海外業者のグループがほとんどですが、楽天だけは日本生まれの完全なる国内業者。

サポートと取引環境の安心感だったら楽天でしょう。

外為ファイネスト『MT4＆MT5』

海外グループとはいえ、MT4とMT5の両方が使える国内業者はかなり珍しい。

それに加えて、スプレッドは変動制ですが時折FXTF並に狭くなります。

スキャルピングもOKで約定力もあると、メタトレーダーで短期トレードをメインで行うなら外せません。

よくある質問

大損390万FXトレーダーが語る裁量VS自動売買【大負けの危険性を減らす方法】まとめ

FXに限らず、すべてに通じることは基本ができているかどうか。

基本ができているかどうかで、勝率やロスカットされる確率は大きく変わってきます。

FXの基本は、資金・時間・リスクヘッジ・自己分析。

裁量トレードでも自動売買でもこの基本は共通です。

このどれか一つでも欠けていたら大負けする危険性があることを覚えておきましょう。

また、この中で自分が裁量に向いているか自動売買に向いているか、自己分析ができていない人も多い。

自分の性格に合った方を選ぶだけでも勝率はけっこう変わってきますよ。

＞＞自動売買におすすめのFX会社を見る